マリオット・インターナショナルが手掛ける宮古島の新しい高級リゾートホテルとして注目のホテル 「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」。
2018年12月19日に開業したこのホテルですが、私はこのホテルの開業を前に宮古島に行き、現在の建築状況やホテル周辺などを取材しました。
そして開業日、実際に宿泊をしてお部屋や施設を取材しました!YouTubeでは宿泊したお部屋を徹底紹介するルームツアー動画を公開しておりますので、ご覧ください。
本記事では「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」の全貌を解説するとともに、最新情報と開業日宿泊レポートをお届けします。
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古の公式予約サイトへ
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古とは
2017年10月、森トラストは新ホテルブランド「翠 SUI」を立ち上げと、そのブランドを最初の展開として宮古諸島の伊良部島に「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古(以下、イラフSUI沖縄宮古)」を2018年内に開業することを発表しました。
新ブランド「翠 SUI」とは、2015年に京都の嵯峨嵐山に開業した高級ホテル 「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」のコンセプトをさらに昇華させたもので、日本各地の美しい自然や独特な文化など、その魅力を最大限に活かし、世界中の人たちに楽しんでもらえるホテルブランドを目指すとのことです。
私は「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の大ファンでこれまで幾度も宿泊を重ねて楽しんできましたので、このイラフSUI沖縄宮古の発表は飛び上がるほど嬉しく、2018年の開業をずっと待ちわびていました。
なお、「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の記事は以下にあります。宿泊記にとどまらず、徹底的に翠嵐を楽しむワザなどを満載しております。
POINT
宮古諸島の伊良部島に2018年開業予定の「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」は、新ブランド「翠 SUI」の最初のホテルとなる。
イラフSUI沖縄宮古は、森トラストとマリオット・インターナショナルの協業により開業・運営されます。そのことから、森トラストの「翠 SUI」ブランドに加え、マリオット・インターナショナルの最高級ブランド「ラグジュアリーコレクション」のブランドも冠した、ダブルブランドのホテルになっています。
ラグジュアリーコレクションはもともとスターウッドホテル &リゾートの最上級ブランドであり、現在、日本には「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町 ラグジュアリーコレクションホテル」と「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」2つのホテルがありました。イラフSUI沖縄宮古は、日本国内では3番目に開業したラグジュアリーコレクションブランドのホテルになります。
ラグジュアリーコレクションというブランドは、単に高級・豪華ということだけではなく、歴史的建造物や風光明媚な自然の景色など、素晴らしいロケーションに隣接し、最高級の施設やサービスとともに、その土地でしか得られない素敵な体験を提供する、というコンセプトに基づいています。
イラフSUI沖縄宮古は、サンゴ礁に囲まれた青く透明な海と、むせ返るような緑の自然が溢れる伊良部島に、宮古エリアでは初のワールドクラスのリゾートホテルとして開業されました。
POINT
イラフSUI沖縄宮古はスターウッドホテルズ最上級の「ラグジュアリーコレクション」を冠し、宮古エリアで最初のワールドクラスリゾートホテルとなる。
それではこのイラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古が、どのようなホテルなのか、さらに詳しく解説していきましょう。
イラフSUI沖縄宮古の概要・スペック
イラフSUI沖縄宮古の大きさは敷地面積約9,027平方メートル、延床面積約5,500平方メートル、4階建ての高さで建物の色は白系です。
ホテル はサンゴ礁のビーチを正面に立地しており、エメラルドブルーの海の色と真っ白なビーチ、そしてホテルの白い外観が綺麗なコントラストで、訪れる宿泊客を迎えてくれます。
客室数は全58室、部屋のサイズは約46m2から120m2となっており、一部のお部屋にはプライベートプールも付いています。一番下のサイズが約46m2ということで、スタンダードのお部屋でもゆったりと過ごすことができます。スタンダードルームはオーシャンビュールームで、スイートルームは8種類、愛犬と泊まることもできるドッグフレンドリールームも提供されています。
ホテルに付帯する施設は、プール、スパ、ビーチクラブ、レストラン、フィットネスなど。プールはエッジが見えないので、海との一体感を楽しむことができます。
イラフSUI沖縄宮古は、大人が静かにゆっくりと上質な南国リゾートを満喫できるホテルに仕上がっています。
POINT
伊良部島の美しいビーチの正面に立地した白い施設は全58室のオーシャンビュー。エッジレスのプールをはじめスパ、レストランなど付帯施設も充実。
イラフSUI沖縄宮古の所在地・アクセス
イラフSUI沖縄宮古は、宮古島の諸島にあたる伊良部島の南部にある透明度の高いとても美しいビーチ「渡口の浜(とぐちのはま)」に隣接した海岸沿いに建設されます。場所は以下の地図の通りです(森トラスト発表資料より引用)。
アクセス方法は、宮古島の空港「宮古空港」から車で伊良部大橋を経由して約20分で到着します。
国内各地の空港から宮古空港までの直行便の時間は以下の通りです。
- 羽田空港 → 宮古空港:約3時間
- 関西国際空港 → 宮古空港:約2時間30分
- 中部国際空港 → 宮古空港:約2時間40分
- 福岡空港 → 宮古空港:約2時間
- 那覇空港 → 宮古空港:約50分
東京からは、羽田空港から宮古空港まで約3時間、宮古空港から車でホテルまで約20分、合計4時間以内で到着することができそうです。
POINT
ホテルへのアクセスは宮古空港から車で約20分。東京からは羽田空港から飛行機と車で計4時間以内に到着できる。
イラフSUIが所在する伊良部島について
伊良部島は従来、宮古島からは船でしか渡航することができず、人の行き来がとても少なかったのですが、2015年の「伊良部大橋」開通を機に人の往来が活発になり、今や沖縄宮古の観光スポットとして大人気の島になっています。
伊良部島の人気の理由は、エメラルドグリーンや白い砂浜、生い茂る草木などまだ手付かずの自然の美しさが楽しめることにあります。
特に伊良部島に来たひとを惹きつけるのが「伊良部ブルー」と呼ばれる伊良部島独特の透明感溢れる海の色です。ホテルの名前にある「イラフ」という言葉は、伊良部島の名前の由来と言われている「彩りが美しい」という意味の古語を使っています。
場所的にも人はとても少なく、日中は伊良部ブルーの海と草木の眩しい緑を楽しむことができ、夜は晴れていれば満天の星空を楽しむことができるでしょう。
イラフSUI沖縄宮古は、伊良部島の果てしなく美麗な自然に囲まれたラグジュアリーなときが楽しめるホテルになりそうです。
POINT
「彩りが美しい」という古語が由来の伊良部島。伊良部大橋ができて人気急上昇の伊良部島では、まだ手付かずの自然が楽しめる。
イラフSUIのお得な予約・宿泊方法
「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」ですが、このホテルにできるだけお得に予約・宿泊する方法はマリオット公式サイトで予約し宿泊することです。
では「マリオット公式サイトで予約する」から解説しましょう。
マリオットボンヴォイ公式サイトで予約し宿泊する
イラフSUI沖縄宮古はマリオットボンヴォイ参加のホテルなので、マリオットボンヴォイ公式サイトより直接予約することができます。
「ホテルの公式サイトって、旅行予約サイトより高いんじゃないの?」
いえ、その認識は間違っています。
マリオットボンヴォイ公式サイトでは最低価格を保証する制度があり、もし旅行サイトでマリオットボンヴォイ公式サイトより安い同一プランを見つけた場合は、ルールに沿って申請することにより旅行サイトの価格からさらに25%割引で提供されます。
この制度を「ベストレート保証」といいます。
このような制度があることから、旅行サイトはマリオットボンヴォイ公式サイトと同一プランの価格差がほとんど無いのです。そこでお得な差をつけるのはマリオットボンヴォイ公式サイトのポイント制度です。
一般的な旅行サイトは「100円につき1ポイント提供」「ポイントの価値は1ポイント=1円」です。
一方マリオットボンヴォイ公式サイトは「1米ドルにつき10ポイント提供」「ポイントの価値は1ポイント=0.83円以上」です。
例として、1万円の予約を行なった場合、一般的な旅行サイトは100円(100ポイント)0の還元となります。一方マリオットボンヴォイでは747円(90ポイント/1ドル110円の場合)の還元となるのです。
マリオットボンヴォイ公式サイトで獲得したポイントは、貯めることで無料宿泊やマイル交換などに利用できるのです。イラフSUI沖縄宮古を予約する際はマリオットボンヴォイ公式サイトを利用することをお勧めします。
マリオットボンヴォイ公式サイト「イラフ SUI ラグジュアリコレクションホテル 沖縄宮古」へのリンクはこちら
POINT
イラフSUI沖縄宮古の予約はマリオットボンヴォイ公式サイトが最もお得。ポイントをたくさん貯めることができ、無料宿泊などに活かすことができる。
宿泊記・口コミ予告版!開業前現地取材レポート
私は2018年5月下旬に宮古島に行き、まだ建設中の「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」を実際に見てきました。取材は宮古島に住んでいる友人にご協力いただいて行いました。今回の取材は宿泊も友人宅でお世話になりました。
友人の愛車でイラフSUI沖縄宮古に向かいます。伊良部大橋をスイスイと運転する友人もとても気持ち良さそうです。
伊良部大橋は全長3,540メートル。無料で通行できる橋としては日本で最長となります。橋の先には伊良部島が見えて来ました。両サイドは宮古島の海に囲まれており、とてつもなくキレイです。
伊良部大橋を渡って伊良部島に入るとすぐに左に曲がり、海岸沿いを走ります。ここはイラフSUI沖縄宮古がある場所に面した道路で、この先に建設中のホテルがあるはずです。それにしても建物が一切無い、緑が生い茂った場所です。
取材した日は雲ひとつない晴天で、5月下旬といえども刺すような強い日差しで非常に暑いです。
ありました!建設中のイラフSUI沖縄宮古です。建物は足場で覆われており、進捗状況は見た目では分かりませんが、完成はかなり先のように見えます。門も庭もエントランスもまだ着手されておらず、見ただけではちょっと大きなホテルでもできるのかな、という感触でした。
この写真は左端を写していますが、全体的にはこの4倍近い幅があり、低層で横幅の広いゆったりとした建造物であることが確認できました。
建物の向こう側には伊良部の海が見えます。建物がある場所から海岸には小高い崖にようになっているようです。おそらく、この崖を降りて海岸でビーチを楽しむことができるようになるのでしょう。
この写真はホテルの右サイドで、写真の左端に写っているのが建設中のイラフSUI宮古沖縄です。ホテルの敷地の両サイドも道を挟んだ正面サイドにも、建物は何もありません。ホテル周辺には草木と海以外は全く何も無いというロケーションであることが分かりました。
聞こえる音は伊良部島を流れる暖かくたおやかな風になびく草木のざわめきだけ。こんなに自然溢れる静か場所で、高級感のある施設にて上質なサービスが受けられることを想像した私は、心が踊るのを抑えることができませんでした。
「イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古」、完成後は、きっとこのホテルに頻繁に訪れることになるでしょう。
せっかくなので伊良部島に隣接した下地島までドライブをしてもらいました。見てください、この純白のビーチを・・・どこまでも透明な宮古ブルー、これほどまでに美しいビーチを見ることは世界中探しても難しいでしょう。ここは「下地島空港17エンド」と呼ばれる場所に近いビーチです。
下地島空港は今ほぼ使われていない状況ですが、現在旅客ターミナルの建設が着工されており、2019年3月に国内線・国際線が発着する空港としてオープンする予定です。この空港のオープンにより、伊良部島も大きなリゾート地として開発されていくのではないでしょうか。
伊良部島の世界的なリゾート地としての発展に、これからも目が離せません。
当ブログの現地取材で分かったこと
- ホテルは低層で横幅は広くゆったりとした建造物である。
- ホテルは小高い崖の上にありオーシャンビューの景色は抜群になると思われる。
- 伊良部島の海はとてつもなく美しく、ホテル周辺は緑が溢れた自然がたっぷりの環境。
- イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古は、一日中静かな場所で上質な南国リゾートが楽しめそう。
- 宮古空港よりさらに近く国際線も発着する伊良部島空港がオープンすれば、ホテル周辺は国際的なリゾート地として発展も期待。
開業日2018年12月19日に予約完了・最速でブログ口コミ記事と動画をアップ!
イラフSUI沖縄宮古の開業予定日が2018年12月19日に変更となりました。
当サイトでは上記画像の通り、開業日となる2018年12月19日に「オーシャンビュールーム」の予約をいれ、開業後、どこよりも早く宿泊記・口コミ記事を掲載する予定です。
また、当サイトが運営しているYouTubeチャンネル「マイラーズTV」でも、イラフSUI沖縄宮古のホテル宿泊動画を公開します。
宮古空港からのアクセスからホテル周辺環境、ホテル施設、ルームツアー形式によるお部屋の徹底紹介、ホテルのレストランにおけるディナーや朝食の内容、そしてマリオットボンヴォイのエリート特典内容など、イラフSUI沖縄宮古を徹底的にレポートします。
ぜひご期待ください。
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イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古・基本情報
- 住所:沖縄県宮古島市伊良部字伊良部長底原818番5他(地番)
- 電話番号:03-6409-2873
- 公式サイト:イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古
- アクセス:宮古空港から車で伊良部大橋を経由し約20分